先日3年ほど愛用しているビオフェルミンがきれてしまったので、近所のドラッグストアに行き、いつものビオフェルミンをレジに持っていくと店員さんから
「同じ成分でこちらの方が安いですけど、いかがですか?」
と言って差し出されたのが、”ビオラックス”。
(うーむ、なんだかニセモノ臭がする…大丈夫か?)
そう思いながらも、店員さんの厚意を無下に断るのなんだかなぁ…と思ってとりあえず購入。安かったし笑。
帰宅後気になって配合成分などを調べたら、「もっと早く知っておけば良かった!」と思うことを色々発見したので、今回はビオフェルミンとビオラックスの違いを、効果的な整腸剤の飲み方などと合わせてお届けします!
配合成分の効果も一緒に紹介するので、お腹のことで悩みがある方は、
是非みてみてくださいね!
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ビオフェルミンとビオラックスの違い
まずはビオフェルミンとビオラックスの成分・メーカー・価格などを一気に比較。
比較項目 | ビオフェルミン | ビオラックス |
---|---|---|
メーカー | 大正製薬 | 京都薬品ヘルスケア株式会社 |
整腸成分 | ビフィズス菌末:18mg フェーカリス菌末:18mg アシドフィルス菌末:18mg | ビフィズス菌末:27mg フェーカリス菌末:27mg アシドフィルス菌末:27mg |
内容量 | 550錠 | 560錠 |
参考価格(※) | 3,030円 | 2,655円 |
味 | ほのかな甘み | ヨーグルト風味 |
備考 | 粉末タイプも有 | 錠剤タイプのみ |
調べてみて驚いたのですが、ビオフェルミンよりビオラックスの方が内容量や成分が多く、価格も安いということです。
本家(?)のビオフェルミンには粉末タイプもあるので、小さなお子様と一緒に服用したい方はビオフェルミンに軍配が上がると思いますが、メーカーなどを気にしない一般消費者の私にとっては、どうやら今後ビオフェルミンを買う理由はなさそう。
また、これは個人の感覚によると思いますが、ビオラックスはヨーグルト菓子のような風味で、ビオフェルミンより飲みやすいです。
ちなみに製造元の『京都薬品ヘルスケア株式会社』は、1998年4月設立の健康サプリメントや市販薬を製造するメーカーさんなので、”安いだけで質が劣る”という心配は不要です。
記事執筆時点で1カ月ほどビオラックスを服用していますが、
ビオフェルミンを飲んでいた時と効果の違いは感じません!
整腸効果と効果的な飲み方
続けてビオラックスとビオフェルミンに含まれている成分・効果と一緒に、整腸効果を期待するための効果的な飲み方をお伝えします。
軟便・便秘・腹部膨満感などに悩んでいる方や、これから腸活をしようとしている方は是非参考にしてみてくださいね。
まずは配合されている成分とその効果から紹介します!
配合されている成分と働き
ビフィズス菌
便秘改善
ビフィズス菌は、食物繊維を主な栄養源とし、大腸内の善玉菌と共存することで、便通を改善する作用があります。具体的には大腸の蠕動運動を促進し、便を軟らかくすることで、排便を促進する効果があります。
免疫力向上
腸内の免疫細胞と相互作用することで、免疫力を高める効果があります。ビフィズス菌は、また、腸内に存在する有害菌や物質を排出することで、腸内環境を整えることができ、免疫力を向上させます。
アレルギー予防
腸内環境を整えることで、アレルギー反応を引き起こす有害物質を排出し、アレルギー予防に役立つとされています。
フェーカリス菌末
便通改善
フェカリス菌は、腸内で繁殖することで、大腸内の善玉菌とバランスをとり、腸内環境を整えることで、便通を改善する効果が期待できます。
免疫力向上
腸内の免疫細胞と相互作用することで、免疫力を高める効果があります。ビフィズス菌同様に腸内に存在する有害物質を除去し、腸内環境を整えることで、免疫力を向上させます。
炎症抑制
腸内環境を整え、腸内に存在する有害菌や物質を排出することで、腸内環境を整え、腸内炎症を抑制することができます。
アシドフィルス菌末
便通改善
アシドフィルス菌は、腸内で繁殖することで、腸内環境を整え、便通を改善する作用があります。他の菌同様に腸内に存在する有害菌や物質を排出し、腸内環境を整えることで、便通改善に役立ちます。
免疫力向上
腸内で免疫細胞と相互作用することで、免疫力を高める効果があります。他の菌と同様に腸内に存在する有害物質を除去し、腸内環境を整えることで、免疫力を向上させます。
乳糖不耐症の改善
アシドフィルス菌は、腸内に存在する乳糖を分解する酵素を産生し、乳糖を分解することで、乳糖不耐症の症状を改善することが出来るという報告がされています。
同じような効果の菌が複数種類配合されているので、
着実にお腹の悩みの改善に働きかけてくれます!
整腸効果を最大限に引き出す飲み方
最後に整腸剤の効果を最大限に引き出す方法も合わせてお伝えします。
押さえておくべきポイントは2つだけ!
①毎日規定量を必ず飲み続ける
販売元が推奨するビオフェルミンや、ビオラックスなどの整腸剤の飲み方は、基本的に1回3錠/1日9錠。
でも正直なところ、普段からサプリメントを飲む習慣が無い方が1日3回もサプリを飲む…というのは、なかなか面倒で飲み忘れが起きがちですよね。
そこで、今回この記事を書くにあたって色々と調べてみたのですが、なんと整腸剤に含まれる菌類はまとめて摂取しても腸内に溜まるため、問題はないみたいです!
もちろん、3回に分けて飲んだ方が効果はあるのかもしれませんが、飲み忘れるくらいならまとめて飲んででも、既定量を毎日腸内へ続けた方が、長期的に見た時の効果は表れやすいといえるでしょう。
②食後1時間以内に飲む
胃の内部は常に酸性で、空腹時の胃内のpH値は約1〜1.5ほどのため、せっかく整腸剤を飲んでも、配合されている成分が胃酸によって弱ってしまいます…。
ところが、食後は胃の中のpH値が中性に近づくため、このタイミングで整腸剤を摂取すると、腸内へ有効成分を弱めずに届けることが出来ます!
ただし、1〜2時間後には元の酸性に戻っていくので、時間が空きすぎないように注意をしましょう。
私は朝食は摂取しない派なので、毎晩夕食後に9錠飲んでます!
まとめ
最後にこの記事のポイントをまとめて紹介。
①ビオラックスはビオフェルミンより安くて、配合成分が多い
②整腸剤はまとめてでもいいから毎日飲む
③整腸剤は食後1時間以内に飲む
お腹の調子を整えたい方は、まずは1瓶飲み切ってみてください。
飲み終わるころにはきっと「腸内環境が変わってきた!」と実感できると思います!
以上、ビオフェルミンとビオラックスの比較でした!